最良の情報が成功の鍵

人生には、しばしばタイミングがつきものです。例えば、カンファレンスで名刺交換をした人が後に得意先の担当者になるかもしれません。飛行機で隣に座った男性との間に共通の友人がいることがわかり、その人と友達になるかもしれません。はたまた旅行先でたまたま立ち寄ったスーパーで未来の妻と出会うかもしれません。(そう、私のことです!)では、そのタイミングは、自分に有利なように活用できるものなのでしょうか。我々Morundaは、アジアの製薬業界に特化し、ワーキングプロフェッショナルに生涯を通じて働ける雇用先を紹介することを目的とする、リクルーティングのスペシャリストを揃えたコンサルタントエージェントです。私たちの役目は人材マーケットに適切な情報を提供することです。候補者やクライアントの皆様がその情報をどう活用するかは我々が決めることではありません。私たちの役割はMRのそれと似ています。MRは薬の安全性や効果に関する情報を医師に提供します。その情報をどう活用するか、その薬を実際に処方するかは、その医師に委ねられています。最良の情報を提供することこそがMRの役割なのです。

私たちの主要なフィールドはアジアの製薬企業のコマーシャル部門、開発部門における管理職レベルのポジションです。

Morunda は候補者のみなさまに業界内の情報、現在募集中のポジション、これから募集が予想されるポジション、もしくは優秀な候補者のために企業が特別にポジションを用意する可能性がある場合、その可能性のあるポジションについての情報をご提供します。その情報をどう活用するかは候補者のみなさまにかかっています。私たちにできることは最良のクライアント情報を候補者の立場に立ち、候補者の利益になるように説明することです。

一方、クライアントに対する私たちの役目はクライアント企業が募集するポジションに最適な人材を見つけることです。そして、クライアントに業界内のインサイトを提供することです。例えばクライアントが業界内でどのように認知されているのか。クライアント企業のセールス・パイプラインに関する評価はどうなのか。将来の勤務先として、魅力的な企業と認識されているのか。

以下の出来事は、タイミングをご自身で活用したある方の実話です。2004年1月、空気が澄んだ真冬のある快晴の日、の東京でのこと。私はある方からの紹介で渡辺健太郎さん(仮名)という方に会いました。

渡辺さんは35歳くらいの身なりの整った方でした。渡辺さんは米系の製薬企業にMRとして入社した後、マーケティング部で6年間プロジェクトマネージャーを務める、立派な経歴の持ち主でした。さらに、ニュージャージー支社での短期間の駐在中に英語力を養い、中枢神経(CNS)領域におけるセールス・マーケティング部門での経験を積んでいました。渡辺さんとは30分ほど話をし、それまでのおおまかな職務経歴を伺ってから、私はその時募集していたいくつかのマーケティングポジションについて紹介しました。その時点では、渡辺さんは転職は検討していないと言っていましたが、別れ際に私は今後も定期的に連絡をさせて頂く旨をお約束しました。

時が経ち、私は毎月(このような)記事を送り、時々連絡を取りながら、その都度渡辺さんが興味のある職種に関して伺いました。しかしながら、彼の転職への関心は以前と変わらず否定的でした。それでも彼は自分の居場所に満足をしているのと同時に、私と連絡を取り合うことも厭いませんでした。そのままの状態で7年が経過しました。そして2012年、私は彼の得意分野であるCNS領域とは関連の無い会社について話をしました。すると、その会社の泌尿器科系のブランド・ディレクターのポジションが彼の興味を惹いたのです。そして、私たちが彼をクライアントに紹介したところ、その会社から20%の年収アップで彼に仕事のオファーが来たのです。渡辺さんはそのオファーを受け入れました。

渡辺さんは人生にはタイミングがつきものであることを十分理解していました。しかし、今が果たしてその正しい時期であるかどうかを見分けられるようになる前に、私たちは有益な情報をご自分都合に合せて活用する術を身につける必要があります。

イギリスの保守党議員であり、作家、そしてイギリスの首相を2回務めた貴族、Benjamin Disraeliの言葉がこのことを最もよく表しています。”普遍的な法則として、人生において最も成功を収めた人は最良の情報を持つ人なのだ”と。

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2021-02-08T08:56:43+00:00
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